VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)って何だろう?(その1)

こんにちは。

下北沢ワインラボの林やよいです。
前回、私がワインの売り方を考えていくときに軸としている、

VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)

について名前だけ触れました。
とはいえ、実際それは何なんだろうと思う方がほとんどですよね。

そこで、今日はワインの売り方についての話をする前に、
そもそも、VMDってなんなの?というお話をしようと思います。

その前に、マーチャンダイジング(Merchandising)という言葉、聞いたことありますか?
略してMDと呼ばれることもあります。百貨店や流通にはMD職の方がいたりしますよね。

以下、引用してみましょう。

マーチャンダイジング(Merchandising)

MDと略されることもある。
消費者に買ってもらう商品をつくり、運び、陳列し、最終的に商品を店頭で買ってもらうための活動をいう。

マーケティングとの根本的な違いは、店頭でのショッパー(買物客)の購買行動を起点にして、商品を運ぶ単位を決定したり、使う立場、買う立場で購入したくなる価格を決める活動である点。

マーケティングはつくる立場の技術体系なのに対して、マーチャンダイジングは店頭を起点とした、買う立場、使う立場の技術体系である。

引用元: MD NEXT 流通用語集

 

というわけで、まずワインショップやワイン売場に必要なのはこのMDなんですね。
(ちなみに、メーカーやワイナリーにまず必要なのはマーケティングの方ですね。)
そして、そのMDの手法の一つがVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)です。
次回はさらに、もう少しVMDについてお話をしたいと思います。